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グレードAオフィスの空室率、東京のみ下降/CBRE調査

 シービーアールイー(株)(CBRE)は9日、2015年11月時点の「三大都市オフィス空室率・平均賃料速報」を発表した。「グレードAオフィス」は、オフィス集積度の高い地域の基準階面積350坪以上(東京500坪以上)、貸室総面積6,500坪以上、延床面積1万坪以上、築11年未満のビル。

 東京23区のオールグレードオフィスの空室率は3.4%(前月比0.1ポイント下降)。東京全エリアのグレードAオフィスは4.5%(同0.3ポイント下降)となった。グレードAオフィスの想定成約賃料は、3万4,250円(同0.3%上昇)。

 大阪市の空室率は、オールグレードが5.9%(同増減なし)、グレードAが5.0%(同増減なし)。グレードAの想定成約賃料は、2万円(同0.2%下落)。

 名古屋市の空室率は、オールグレードが4.6%(同0.5ポイント上昇)、グレードAが5.0%(同2.2ポイント上昇)。グレードAの想定成約賃料は、2万2,400円(同1.6%上昇)となった。


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