（公財）東日本不動産流通機構（東日本レインズ）は10日、2015年11月度の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,971件（前年同月比5.0％増）と2ヵ月連続で前年同月を上回った。都道府県別では、東京都1,500件（同4.8％増）、埼玉県372件（同9.4％増）、千葉県382件（同8.2％増）、神奈川県717件（同1.6％増）と、すべてのエリアで増加した。
1平方メートル当たりの平均成約単価は45万9,800円（同4.2％上昇）、平均成約価格は2,916万円（同3.8％上昇）と、ともに35ヵ月連続の上昇に。新規登録件数は1万5,945件（同15.8％増）と11ヵ月連続の増加。在庫件数は3万9,408件（同14.9％増）と、6ヵ月連続で上昇した。
また、中古戸建ての成約件数は1,123件（同17.5％増）と、前月に引き続き2ケタ増に。平均成約価格は2,916万円（同1.4％減）で、13ヵ月ぶりに減少に転じた。