国土交通省は10日、2015年10月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の受注高は6兆9,879億円(前年同月比3.6%増)と、13ヵ月連続の増加。うち、元請受注高は4兆6,808億円(同0.2%増)、下請受注高は2兆3,071億円(同11.4%増)だった。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆4,976億円(同3.0%減)、民間等からの受注高は3兆1,832億円(同1.8%増)。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、1兆4,020億円(同4.5%減)。うち、「国の機関」からは3,703億円(同5.6%増)、「地方の機関」からは1兆317億円(同7.7%減)だった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は5,586億円(同12.5%増)、土木工事および機械設置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は4,779億円(同14.6%増)。