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「マンションいい話コンテスト」1,015作品からグランプリを決定/マンション管理業協会

「孤立死や児童虐待、さらには超高齢化社会などの問題も、マンションのコミュニティの力で乗り越えられるかもしれない」と、マンションの可能性について話した山根理事長
タレントの吉澤 ひとみさんと石川梨華さんが表彰式のプレゼンテーターとして登場。受賞者6名を囲んで記念撮影を行なった

 (一社)マンション管理業協会は10日、「マンションいい話コンテスト2015」の表彰式を開催。全国1,015通の応募作品の中から、グランプリ、準グランプリ(各1点)、特別賞(4点)を発表した。

 「マンションいい話コンテスト2015」は、マンションライフ総合支援キャンペーンの第1弾「マンションのWa」サイト開設に続く、第2弾のキャンペーン。マンションを舞台に、管理組合や居住者がマンションライフを豊かにするためのさまざまな工夫や活動を行なう中で、人と人とのつながりから生まれた「いい話」を募集したもの。

 グランプリ(賞金50万円)を受賞したのは、「集会室での育児」。育児に悩む母親を、子育て世代の周囲の母親たちが「集会室」というマンション施設を利用することで、共に助け合い、学び、いつしか大きな家族になっていくというあらすじ。マンション内におけるコミュニティの成長が垣間見られた点が評価された。
 
 表彰式で挨拶に立った山根弘美理事長は、「東日本大震災以降、マンションの自助と共助が注目されている。孤立死や児童虐待、さらには超高齢化社会などの問題も、マンションのコミュニティの力で乗り越えられるかもしれない。マンションの価値や可能性は、コミュニティにあると考えている」などと話した。

 グランプリ作品をミニドラマ化した映像は、「マンションのWa」で公開。第2・3話も16年1月12日に公開予定。


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