トップリート投資法人(TOP)は16日、2015年10月期決算を発表した。
当期(15年5月1日~10月31日)の営業収益は53億6,800万円(前期比4.4%減)、営業利益は22億1,000万円(同10.6%減)、経常利益は16億5,400万円(同12.6%減)、当期純利益は16億7,400万円(同8.6%減)、1口当たり分配金は9,761円(同81円増)となった。
当期は、継続課題であった「神田錦町三丁目ビルディング」の後継テナントの誘致活動に注力した結果、稼働率は当期末時点で94.3%まで改善。また、管理面では、個別案件ごとに運営管理状況を適切に把握し、運用計画の着実な実施をフォロー等を実施した。
また、「晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーY」では、テナント従業員用食堂施設として使用していた1フロアの、オフィス賃貸床への転用工事に着手。第1期工事は完了し、16年4月期中の完了を予定している。なお、工事完了後の賃貸床の賃貸借契約は締結済み。
次期については、営業収益54億1,900万円、営業利益22億6,400万円、経常利益17億4,300万円、当期純利益17億4,200万円、1口当たり分配金9,900円を見込んでいる。