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平成27年度「地域型住宅グリーン化事業」、三世代同居対応住宅の募集を開始/国交省

 国土交通省は21日、平成27年度「地域型住宅グリーン化事業」の第2回グループ募集を開始した。同年度補正予算の閣議決定を受けてのもので、同予算成立後確定する。

 同事業は、地域における木造住宅の生産連携体制による良質な木造住宅の整備に対して支援する「地域型住宅グリーン化事業」を拡充。地域の中小工務店等の長期優良住宅等の整備、それと併せて行なう三世代同居対応工事について、国が費用の一部を補助するというもの。

 補助対象となるのは、これまでの補助要件に加え、調理室・浴室・便所・玄関のうち、いずれか2つ以上を住宅内の複数設置する木造住宅で、三世代対応工事分を30万円を限度に追加補助する。補助金の上限は、(1)長寿命型(長期優良住宅)の三世代同居対応住宅:1戸当たり130万円、(2)高度省エネ型(低炭素住宅)の三世代同居対応住宅:同130万円、(3)高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)の三世代同居対応住宅:同195万円。

 受付期間は、2016年1月18日(月)必着。採択通知は、補正予算成立後となる。


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