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東京23区の新規オフィスビル供給、19年までは年平均18.6万坪/ザイマックス調査

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は24日、「オフィス新規供給量調査2016」を発表した。東京23区内で竣工する主要オフィスビル(延床面積3,000坪以上)の賃貸面積の調査を行ない、集計・推計したもの。

 16~19年までの東京23区における年平均供給量は18万6,000坪と推計。今後も供給が計画、追加される可能性を考慮すると、今後4年間の年平均供給量は、06~15年までの過去の年平均をさらに上回ることが予想される。
 延床1万坪以上の大規模物件は、16~19年まで年平均供給量が16万8,000坪となり、過去年平均13万9,000坪を上回る見込み。特に18年と19年は大規模物件の供給がそれぞれ年20万坪を超える予定。

 同期間の大阪市における年平均供給量は1万7,000坪と推計。06~15年までの過去10年平均の3.0万坪の半分程度になる見込み。なお16年は供給予定はなし。
 延床1万坪以上の大規模物件をみると、16~19年までの年平均供給量は1万7,000坪で、過去年平均2万1,000坪をやや下回る見込み。なお、東京23区の18万6,000坪の10分の1となる。


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