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「虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合」の設立を認可/東京都

「虎ノ門一丁目地区市街地再開発」事業イメージ

 東京都は6日、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合」の設立を認可した。

 同開発は、街区再編による一体的な機能更新を図り、就業者・住民の憩いの場や地域の交流拠点となる街区公園の整備や、国際的ビジネス拠点の整備を図る。
 また、バスターミナルを整備し、臨海部や国際空港等へのアクセスを強化するとともに、周辺地区と銀座線「虎ノ門」駅や日比谷線新駅とを結ぶバリアフリーに配慮した地下歩行者通路や隣接街区に接続するデッキを整備し、歩行者ネットワークを形成する。

 地区面積は約1.5ha。開発する施設は、事務所、店舗、ビジネス支援施設等からなる地上36階地下3階建ての高層棟、および地上4階建ての教会棟。延床面積は、高層棟が約17万3,020平方メートル、教会棟が約600平方メートル。総事業費は約1,250億円。

 2016年6月の権利変換計画認可を経て、17年2月に着工、19年12月に建物竣工を予定。


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