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名古屋のUR賃貸住宅を大学生のアイディアで改修/UR都市機構

椙山女学園大学の学生による企画でリノベーションしたUR賃貸住宅

 (独)都市再生機構(UR都市機構)中部支社と椙山女学園大学は、UR賃貸住宅「アーバンラフレ虹ヶ丘西」(名古屋市名東区、管理数429戸)にて同大学の学生提案によるリノベーション住宅を公開する。

 2014年度から「アーバンラフレ虹ヶ丘西」を含む5団地・UR賃貸住宅2,048戸ある「星ヶ丘エリア」(名古屋市千種区・名東区)にて、老朽化や高齢化したUR賃貸住宅団地やまちの魅力づくりを目的に、学生が中心となって企画するワークショップ・イベント開催など、さまざまな取り組みを展開してきた。今回もその一環として、若年世帯向けにリノベーションプランを企画・立案したもの。

 今回リノベーションを実施したのは6号棟205号室。専有面積51.39平方メートル、間仕切りや押し入れを撤去するなど、和室のある2DKからすべて洋室のワンルームに変更。設備や表面材は一新し、全体的に色味を低彩度に抑え、モダンな雰囲気に仕上げた。工事用のパイプを各所に設置し、服をつる、布をかけて間仕切るなど、さまざまな用途を提案する。

 16日(土)より、一般公開を開始する予定。


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