三菱地所グループのマンション管理持株会社である三菱地所コミュニティホールディングス(株)は12日、傘下の三菱地所コミュニティ(株)と三菱地所丸紅住宅サービス(株)を、4月1日付で合併すると発表した。
三菱地所グループと丸紅グループは、マンション管理事業強化のため、2014年7月に三菱地所コミュニティホールディングスを新設し、各グループの管理会社を傘下として、事業ノウハウの共有化やサービスの向上を図ってきた。今回の合併は、マンション管理事業でのさらなる質的・量的強化を図るのが目的。
合併は、三菱地所コミュニティを存続会社とする吸収合併で、これにより同社の管理戸数は約29万5,000戸。連結ベースでは約31万2,000戸まで拡大する。
なお、消滅会社となる三菱地所丸紅住宅サービスの山下忠彦社長は、12日付で退任し、三菱地所コミュニティ社長の清沢光司氏が社長を兼任する。