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上野のホテルでインバウンド対応の防災訓練を実施/住友不動産ヴィラフォンテーヌ

 住友不動産ヴィラフォンテーヌ(株)は12日、同社が営業している都心のビジネスホテルで外国人宿泊客に対応した防災訓練を実施した。

 同社は、東京都心を中心にビジネスホテルを15店舗展開。近年、国外からの観光客や外資系企業のビジネス利用が増加してることから、有事の際の実践的な取り組みとして従来の防災訓練に3ヵ国語(英語・中国語・韓国語)の誘導案内を導入した。

 同訓練は、「ヴィラフォンテーヌ上野店」(東京都台東区、客室数186室)で実施。地震および火災が発生した想定で、火災報知器等を実際に作動させたほか、3ヵ国語での非常放送・避難指示、出火階および直上階の避難誘導・怪我人対応等を確認。40項目の評価表で個人毎の採点を行ない、反省点を共有した。
 
 同社では防災訓練の隔月実施やスタッフの防災関連の資格取得、建物について優良防火対象物表示「優」マークを取得する等“安全・安心の取り組み”を推進しており、今後もさらに強化していく考え。


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