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首都圏住宅地・中古マンション価格、全エリアでプラスを維持/野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は14日、2016年1月1日時点の首都圏の住宅地・中古マンション価格実勢調査結果を発表した。東京都区部、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県の住宅地および中古マンションを対象に、通常取引を想定して実勢価格を査定し、四半期ごとにまとめている。

 15年10~12月期の住宅地価格の平均変動率はプラス0.5%(前回:プラス0.3%)で、13年7月の調査以降、連続してプラス。エリア別でも全エリアでプラスを維持した。「値上がり」地点は19.1%(同:15.9%)、「値下がり」地点は3.9%(同:2.6%)とそれぞれ増加し、「横ばい」地点は77.0(同:81.5%)と減少した。

 中古マンション価格の平均変動率はプラス0.5%(同:プラス0.6%)で、エリア別でもプラスを維持。「値上がり」地点が21.5%(同:26.1%)と減少したが、「横ばい」地点は71.7%(同:70.0%)、「値下がり」地点は6.9%(同:3.9%)と増加した。

 15年1~12月の年間ベースの平均変動率は、住宅価格ではプラス1.8%(同:プラス2.3%)、中古マンション価格では、プラス3.1%(同:プラス3.2%)。14年1月調査以来、連続でのプラスとなった。住宅地価格・中古マンション価格のいずれも「値上がり」地点、「値下がり」地点が減少し、「横ばい」地点が増加した。


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