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引き渡し棟数の減少により営業損失が拡大/タマホーム16年5月期第2四半期決算

 タマホーム(株)は14日、2016年5月期第2四半期決算を発表した。

 当期(15年6月1日~11月30日)の連結売上高は581億6,900万円(前年同月比13.1%減)、営業損失は25億9,900万円(前年同期:営業損失15億2,000万円)、経常損失は28億1,400万円(同:経常損失15億2,300万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は23億6,500万円(同:純損失14億3,500万円)となった。

 同社は、当期よりスタートした中期経営計画「タマステップ2018」に則り『“面”の展開から、“層”の拡大による成長へ』を基本方針に展示場の出店や多様な商品・サービスを展開することで、顧客層の拡大とともに、新たな成長軌道への基盤づくりに取り組んだ。
 
 主力の住宅事業では、新規に2ヵ所の出店を行ない、営業拠点は238ヵ所となった。また、モデルハウスやショールームのリニューアルも実施。展示場でのイベント企画等により来場者数が回復した。
 また、環境性能をグレードアップした商品を展開するものの、前期の消費増税に伴う受注反動減等で期首受注残が前年同期より減少、引き渡し棟数も減少した結果、売上高は492億2,500万円、営業損失は29億9,600万円となった。

 通期は売上高1,537億円、営業利益28億円、経常利益28億円、当期純利益10億円を見込んでる。


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