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移住・定住者の促進で会員業務拡大へ/静岡宅協中部支部静岡支所が新年会

「移住・定住者の促進を図る中、HPから物件情報の提供を行ない成約につなげるなど会員の業務に役立てていきたい」などと述べる、渡邊支所長

 (公社)静岡県宅地建物取引業協会中部支部静岡支所は15日、「クーポール会館」(静岡市葵区)で新年会を開催。約145人が参加した。

 同支所長の渡邊政文氏は「中部支部と統合して当初は慌ただしく不便もかけたが、昨年はホームページを一新し、情報提供がスムーズにできたと感じている。業務では行政との連携が増え、空き家対策や静岡市の人口減少を抑制するために移住・定住者の促進を行なっている。HPから物件情報の提供を行ない成約につなげるなど会員の業務に役立てたい」と挨拶した。

 来賓代表として挨拶した同会副会長の本田正史氏は「空き家問題が地方でもクローズアップされているが、空き家所有者を宅建取引士の職権で調査できるように国に働きかけている。協会役員は会員の資質向上に一段と取り組むために自ら不動産キャリアパーソンの資格取得に励んでほしい」などと述べた。

 そのほか来賓には、元法務大臣の上川陽子氏、静岡県議会議員のさち茂人氏や天の 一氏、静岡市議会議員の繁田和三氏らが招かれ、盛会となった。


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