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国内5物件を新規取得/ARI

 イオンリート投資法人(ARI)は18日、国内5物件の資産取得を決めた。

 取得するのは「イオンモール大和郡山」(奈良県大和郡山市、取得価格145億円)、「イオンモール千葉ニュータウン(モール棟・シネマスポーツ棟)」(千葉県印西市、同121億9,000万円)、「イオンモール甲府昭和」(山梨県中巨摩郡昭和町、同80億円)、「イオン茅ヶ崎中央ショッピングセンター」(神奈川県茅ケ崎市、同64億1,000万円)、「ダイエー川崎プロセスセンター」(川崎市川崎区、同142億8,000万円)の不動産信託受益権。取得価格合計は553億8,000万円。
 「大和郡山」と「甲府昭和」の取得先はイオンモール(株)。「千葉ニュータウン」と「川崎」は東京センチュリーリース(株)、「茅ヶ崎中央」は三井住友ファイナンス&リース(株)より取得する。取得日は2~5月。

 今回の取得により、同投資法人の保有資産は28物件、取得価格合計2,497億4,300万円となる。

 取得に伴い、新投資口の発行と投資口の売り出しを行なう。公募による新投資口発行は20万8,826口、オーバーアロットメントによる売り出しは1万441口、野村證券(株)を割当先とする第三者割当による新投資口発行は1万441口。調達資金(差引手取概算額)は上限283億7,446万円。

 また、2016年7月期の運用状況予想を修正。営業収益は111億8,000万円(前回発表比18.9%増)、営業利益41億6,900万円(同25.8%増)、経常利益34億7,800万円(同25.5%増)、当期純利益34億7,000万円(同25.6%増)、1口当たり分配金は2,650円(同4.7%増)とした。


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