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賃貸事業好調も大幅減収減益/タカラレーベン16年3月期第3四半期決算

 (株)タカラレーベンは25日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)は連結売上高344億5,200万円(前年同期比13.6%減)、営業利益10億5,700万円(同70.3%減)、経常利益40億500万円(同86.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1億9,000万円(同89.8%増)。

 不動産販売事業は、新築分譲マンション事業、戸建分譲事業により、売上高は254億6,900万円(同25.2%減)となった。通期引渡予定戸数1,452戸に対し、1,395戸の契約を達成し、進捗率は96.1%と前期に引き続き好調な販売が続いた。
 不動産賃貸事業については、アパート、マンションおよびオフィス等の賃貸収入により、売上高は32億100万円(同71.5%増)。
 不動産管理事業は、管理戸数3万9,773戸からの管理収入により、売上高は25億100万円(同14.3%増)となった。
 その他事業については、建設の請負、大規模修繕工事の受注およびメガソーラー事業による売電収入等により、売上高は32億8,000万円(同87.1%増)を計上した。

 また、通期業績予想を下方修正。同社は昨年よりインフラファンド市場への上場を目指し、調整を進めてきたが、平成28年度税制改正大綱の内容を受け、4月1日以降の上場が望ましいという結論に至り、今期予定していたメガソーラー発電施設の売却を翌期にすることから、修正したもの。連結売上高752億円(前回予想比19.8%減)、営業利益73億5,000万円(同44.9%減)、経常利益63億4,000万円(同48.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益40億円(同50.9%減)を見込む。


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