(一社)日本木造住宅産業協会は25日、2013年3月に創設した「木住協リフォーム支援制度」の普及状況について発表した。
同制度では、ユーザーが満足できる住宅リフォームを推進するため、木住協リフォーム診断員技術研修会を実施し、考査に合格した同診断員が在籍する登録事業者に対し、住宅リフォーム業務に関するさまざまな支援を行なっている。今年度より、制度のさらなる普及促進のため、同研修の受講条件に特例措置を設け、会員外にも門戸を拡大した。
15年度は、15年6月~16年1月に東京、大阪、名古屋、福岡、静岡の5会場で、延べ13回のリフォーム診断員技術研究会を実施。会員外の164名を含め、337名が合格し、同診断員は1月末時点で561名(129社)となった。
なお、同協会は15年3月に長期優良住宅化リフォーム推進事業におけるインスペクター講習団体に登録され、同診断員が同推進事業におけるインスペクションを実施することも可能となっている。