(一社)輸入住宅産業協会(IHIO)は、LSリフォームアドバイザー(ライフスタイルリフォームアドバイザー、LSRA)資格を創設、27日より同協会会員、輸入建材事業者を中心に、受験者募集を開始した。
同協会は、1998年に欧米住宅での豊かな暮らしを提案するライフスタイルプランナー(LSP)資格を創設している。今回の資格は、設立20周年事業として新設したもの。LSPの姉妹資格として、輸入住宅でのリフォーム&リノベーション分野のニーズ開拓・提案に特化する。
10名以上を単位に受験者の希望する日時・場所に合わせて実施することができるカリキュラム受験を採用。受験希望者は、希望試験実施日の30日前までにIHIOに申し込み、IHIOから送られてきたテキストを予習。試験実施日に、試験監督者(トユーター)が受験対策講座をレクチャーした後、試験を実施する。試験構成は、設問30問と300字以内の輸入建材に関する小論文。受験料は5,000円、登録料は通常1万円のところ初年度特典として5,000円。更新料(5年ごと)は1万円。受講受験の開始は4月より。
27日開いた記者発表で、同協会会長の岡田正仁氏((株)スウェーデンハウス代表取締役社長)は、「中古、リフォーム市場の今後の拡大が予測される中、より専門性を持ったマーケティング、潜在需要の掘り起こしができる人材が求められている。ハードだけでない、海外のライフスタイルやインテリアを用いた暮らし方というソフトの提案ができる人材の育成を考え、新資格を創設した」など抱負を語った。