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「ハローキティ」とコラボの「リパーク」を全国展開。東京・浅草で初弾/三井不動産リアルティ

「三井のリパーク雷門一丁目駐車場」。和のイメージでデザインされたハローキティのパネルで飾り付けられた
28日のオープニングセレモニーには、和服姿の「ハローキティ」とキティちゃんの大ファンというタレントの辻 希美さんが参加。辻さんは「最近の時間貸し駐車場はセキュリティもしっかりしていて、明るくて停めやすく、子を持つ親として安心して利用できる。ハローキティのサインはすぐ目に入ると思う」などと話した

 三井不動産リアルティ(株)は、(株)サンリオと提携し、同社のキャラクター「ハローキティ」のイメージで彩った時間貸し駐車場「三井のリパーク」を、全国主要都市に開設する。その第1弾となる「三井のリパーク雷門一丁目駐車場」(東京都台東区、駐車可能台数16台)を、28日に開業した。

 単に車を駐めるだけでなく、人が集まりまちを活性化させる「地域貢献型」の駐車場を目指したもの。幅広い世代に人気があり、海外での知名度も高い「ハローキティ」をモチーフにすることで、駐車場利用者以外のユーザーにも注目してもらい、地域の賑わいや知名度向上に貢献していく狙い。

 同駐車場は、既存のリパークを、浅草の持つ江戸文化や下町情緒に合わせ、「和」のイメージのハローキティのパネルやサインでアレンジした。今後も2月下旬に名古屋、3月下旬に福岡と横浜、4月以降大阪、仙台、広島でオープン。既存施設のリニューアルを中心に、観光地など全国10ヵ所程度オープンする予定。また、別のイメージキャラクターとコラボしたリパークの展開も視野に入れている。

 同日会見した三井不動産リアルティ執行役員リパーク事業本部長の片岡純市氏は「リパークは、ユーザーにとって一番いいコインパーキングとは何かを常に考え、安全・安心面、防犯面、環境面など進化を果たしてきた。今回のハローキティとのコラボレーションは、地域貢献を目指したもの。ハローキティはグローバルキャラクターであり、ファン層も幅広く、浅草の集客に貢献できると考えた。浅草は和のイメージでデザインしたが、今後も各地のイメージにあった駐車場を全国で増やしていきたい」と抱負を述べた。


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