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主力の賃貸事業が堅調、売上高約4割増/平和不動産16年3月期第3四半期決算

 平和不動産(株)は28日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)は、連結売上高290億8,700万円(前年同期比4.1%増)、営業利益67億200万円(同5.6%減)、経常利益55億6,600万円(同1.0%減)、当期純利益34億400万円(同13.8%増)。

 主力の賃貸事業では、ビル賃貸事業において「東京証券取引ビル」(東京都中央区)の賃貸料減額による影響等があったものの、「名古屋丸の内平和ビル」(名古屋市中区)の売却、前期に取得した「茅場町ブロードスクエア」(東京都中央区)等の賃貸収益貢献などにより、ビル賃貸収益は159億6,900万円(同16.1%増)を計上。セグメントの売上高は、166億8,600万円(同14.8%増)となった。

 通期については、賃貸事業部門において物件売却益を計上したこと、不動産ソリューション事業部門において仲介手数料が増加したこと等により、利益面の業績予想を上方修正。連結売上高360億円、営業利益75億円、経常利益60億円、当期純利益35億円を見込む。


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