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関西電力グループ、不動産事業を「開発」「ビル運営」など4社に再編

 関西電力(株)および関西電力グループの不動産事業関連会社6社(関電不動産(株)、MID都市開発(株)、MIDプロパティマネジメント(株)、アーバンサービス(株)、MIDファシリティマネジメント(株)、関電ビルマネジメント(株))は1月29日、不動産事業を「開発」「ビル運営」「マンション管理」「ビル管理」の4社に再編すると発表。事業の強化、効率化を図っていく。

 開発においては、関電不動産を存続会社、MID都市開発を消滅会社とする吸収合併を行ない、商号を関電不動産開発(株)とする。関西圏での分譲住宅市場シェア向上、首都圏での事業拡大とともに、保有資産の多様化、フィービジネスの強化などを目指す。
 ビル運営では、機能をMIDプロパティマネジメントに集約させ、商号を関電プロパティーズ(株)に。外販拡大を強化する。

 マンション管理については、MIDファシリティマネジメント(吸収分割会社)が営む関西エリアでのマンション管理事業を、吸収分割によりアーバンサービス(吸収分割承継会社)に移管。商号を関電コミュニティ(株)とし、管理戸数の拡大を目指す。
 ビル管理は、MIDファシリティマネジメントを存続会社、関電ビルマネジメントを消滅会社とする吸収合併を行ない、商号を関電ファシリティーズ(株)とする。これまで培ってきた管理ノウハウに加え、エネルギーマネジメントサービスを付加した「トータルファシリティマネジメント」の提供により、全国エリアで事業を拡大していく。


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