パナホーム(株)は1月28日、多層階工業化住宅「Vieuno(ビューノ)」を宮城県仙台市に竣工したと発表した。
同住宅は、重量鉄骨ラーメン構造6階建て。敷地面積818.17平方メートル、延床面積1,163.07平方メートル。1階は小児科医院、2~4階は計15戸の賃貸住宅、5・6階を自宅とする。
住宅の部材を工場生産することで、現場工数の低減と職人の技量に依存しない優れた施工品質を実現。工期は、同規模の鉄筋コンクリート造と比較して、約30~40%の短縮が可能に。また、15cmモジュールによる柔軟な設計対応力や、柱間隔が最長9mのワイドスパン、柱なしで上階を最長3m張り出すことができるオーバーハング等により、都市部の敷地を有効活用している。
賃貸住戸のプランニングにおいては、同社の賃貸住宅「Lacine(ラシーネ)」を提案。インテリアイメージや間取り、造作などは女性の視点や感性に応える仕様とし、付加価値提案を積極的に展開することで、競争力のある賃貸経営の実現を図っていく。