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建設事業の好調で大幅増収/日神不動産16年3月期第3四半期決算

 日神不動産(株)は2日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)の連結売上高は480億1,200万円(前年同期比10.0%増)、営業利益25億5,000万円(同26.8%増)、経常利益23億5,800万円(同19.9%増)、当期純利益14億400万円(同12.4%減)。最終利益の減少は、法人税等の増加によるもの。

 不動産事業は、引き渡し戸数が275戸(同125戸減)となり、オフィスビル等の売却が1棟(22億1,000万円)あったものの、セグメント売上高は156億2,500万円(同0.5%減)、セグメント損失1億8,800万円(前年同期:セグメント利益4億7,700万円)となった。

 建設事業は、多田建設の建設工事が引き続き好調で、セグメント売上高は268億8,700万円(前年同期比19.8%増)、受注案件の大型化で建築資材費や人件費の上昇も抑制でき、セグメント利益も20億1,700万円(同132.2%増)となった。

 なお通期については、連結売上高720億円、営業利益42億円、経常利益41億円、当期純利益31億円を見込む。


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