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不動産事業、賃貸好調で増収/京王電鉄16年3月期第3四半期決算

 京王電鉄(株)は2日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)は、連結営業収益3,085億4,500万円(前年同期比2.2%増)、営業利益344億円(同17.1%増)、経常利益326億円(同17.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益211億4,600万円(同19.3%増)であった。

 不動産事業は、不動産賃貸事業において15年3月竣工の複合施設「メルクマール京王笹塚」が寄与し増収した一方、不動産販売業では減収となった。事業全体では、営業収益は265億5,600万円(同7.0%増)、営業収益は不動産賃貸業で費用が増加したことなどが影響し73億7,500万円(同0.5%減)にとどまった。

 なお通期では、連結営業収益4,176億円、営業利益374億円、経常利益347億円、当期純利益195億円を見込む。


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