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クラウド制御するHEMS開発、太陽光発電への出力制御を実験/富士通

 富士通(株)は、住宅機器をクラウドから制御するHEMSを構築し、太陽光発電の出力制御を行なう実証実験を開始した。

 東京電力(株)が経済産業省資源エネルギー庁より採択を受けた「次世代双方向通信出力制御緊急実証事業」実証実験の一環。HEMSの推奨標準プロトコル「ECHONET Lite」と、デマンドレスポンスの標準プロトコル「OpenADR2.0b」を連携させ、太陽光発電の状況をリアルタイムで把握しながら、出力制御可能なHEMSの構築を行なっていく。実証実験は、2015年12月から開始している。

 同実証実験を通じ、太陽光発電のリアルタイムな状況把握や出力制御における課題を明確にすることで、今後、多種多様な機器をクラウドから制御することが求められる新たなIoTサービスの創出に向け、効率的かつ高品質な機器制御を可能にするネットワークソリューションの提供を目指す。


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