(株)ウィルは12日、2015年12月期決算を発表した。
当期(15年1月1日~12月31日)の連結売上高は50億8,600万円(前期比3.8%増)、営業利益6億6,100万円(同13.5%増)、経常利益6億3,700万円(同15.9%増)、当期純利益4億600万円(同21.8%増)の増収増益。
主力の流通事業は、新規店舗によるエリア拡大、インターネット媒体の集客力強化などで、不動産売買の取扱件数は18.1%増加。ワンストップ営業の精度向上で、購入客の来店成約率は向上し、営業利益率も前期比1.9ポイント高まった。その結果、売上高8億4,600万円(同13.5%増)、営業利益3億700万円(同22.6%増)を達成した。売上高は6期連続、営業利益は4期連続の過去最高更新となった。
リフォーム事業では、ワンストップ体制を強化したことで、営業利益率が向上。売上高は13億4,600万円(同7.1%増)と7期連続過去最高を更新、営業利益2億6,800万円(同9.9%増)と6期連続で過去最高を更新した。
次期は、連結売上高55億6,200万円、営業利益7億5,400万円、経常利益7億3,000万円、当期純利益4億700万円を見込む。