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元キャバレーをパーティスペースにリノベーション/ツクルバ他

桜の木を使った壁、イタリアから輸入した大理石の床など、当時のゴージャスな内装を極力生かしながら、照明や家具などを刷新し、デザイン性を向上した

 (株)ツクルバ(東京都渋谷区、代表取締役:村上浩輝氏・中村真広氏)は26日、グループ会社の(株)アプト(東京都豊島区、代表取締役社長:遠藤 幸一郎氏)と共同プロデュースで開業したパーティスペース「Club 675(クラブロクナナゴ)」を報道陣に公開した。

 みなとみらい線「馬車道」駅徒歩3分、雑居ビルの地下1階に立地。バブル期にオープンしたキャバレー「コルドンブルー」の店舗スペースを活用したもの。空き店舗となった同空間の活用をオーナーより依頼され、アプトが借り上げて、リノベーションした。ツクルバは設計を担当している。

 古き良きクラシカルな雰囲気はそのままに、パーティスペースとして欠かせない見通しの良いフロアづくりや各種設備の刷新を実施。ステージとスクリーンを使用可能とすることでエンターテインメント性の高いイベント開催など可能とした。写真撮影が楽しめる、チョークアートのフォトスペースも用意している。

 アプトが提供するパーティクリエイションサービス「hacocoro(ハココロ)」の8店舗目として1月24日にオープン。オープン以来、ウェディングパーティを中心にさまざまな用途で利用されている。利用料金は一人当たり3,500円~。最大収容人数は160人。
 「hacocoro」は、結婚式二次会、誕生日会、歓送迎会などのパーティ開催を目的とした、会場貸しはもちろん、同社のプランナーが企画から当日の料理、音響・照明まですべてサポートするサービス。これまで、池袋や横浜の雑居ビルや元銭湯などをリノベーションして、7店舗を出店。2015年は合計1,040のイベントを手掛けてきた。

 今後は、3月に赤坂でオープンするほか、首都圏以外でも積極的に展開していく方針で、今夏には名古屋でオープンする予定。


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