不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京・上野に2棟目となるホテル開業/アパホテル

「アパホテル<京成上野駅前>」外観

 アパホテル(株)は1日、「アパホテル<京成上野駅前>」(東京都台東区、客室数292室)を開業した。

 上野エリアでは、1月27日に開業した「アパホテル<上野駅前>」に次いで2棟目のホテル。京成本線「京成上野」駅徒歩1分、JR各線・新幹線「上野」駅徒歩3分に立地。鉄骨造15階建てで、客室はシングル209室、ダブル82室、デラックスツイン1室の全292室。
 
 全客室に、50型大型液晶テレビや、快眠を追求したオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」を標準装備。BBCワールドニュースの無料放映、Wi-Fi無料接続(全客室およびロビー)も導入した。ベッドの枕元には携帯・スマホの充電に便利なコンセントや照明スイッチ類、空調リモコンを集約し、新都市型ホテルとしての機能性を追求する。
 また、通常の浴槽より20%節水できるオリジナルユニットバス(卵型浴槽、定量止水栓、節水シャワー)を設置。ホテル館内外の全照明にはLEDを採用、ガスコージェネレーションシステムにより発電した電気を館内で利用するなど、環境面にも配慮している。

 同日会見したアパグループ代表の元谷 外志雄氏は、「上野においては本年2棟目のホテル開業となり、ビジネスやレジャー、訪日外国人と多方面からの需要が期待できる。今後も、拡大する訪日観光客の受け皿として、東京のみならず地方中核都市においても大型ホテルを積極的に展開していく」などと話した。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら