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栄・伏見エリアの再開発プロジェクトに着工/三菱地所

「(仮称)錦二丁目計画」外観イメージ

 三菱地所(株)は1日、積水ハウス(株)と共に推進する再開発プロジェクト「(仮称)錦二丁目計画」(名古屋市中区)に着工した。

 開発地は、名古屋の古くからの賑わい軸「広小路通」と名古屋城に通ずる歴史軸「本町通」に面する商業・オフィスの中心地「栄・伏見エリア」に位置。地域の新たなランドマークとなる超高層オフィスビルを新築するとともに、地域に親しまれてきた歴史的建築物「旧名古屋銀行本店ビル」(築90年、名古屋市都市景観重要建築物指定)を商業店舗として保存・活用し、新棟低層部にも商業店を設けることで広小路通に新たな賑わい拠点を生み出す。

 敷地面積約4,581平方メートル、新棟・地上21階地下1階建て/延床面積約4万5,410平方メートル、保存棟・地上6階地下1階建て/延床面積約4,956平方メートル。
 オフィス基準階床面積は約450坪、オフィス専用面積合計約8,500坪となっており、新棟には、(株)三菱東京UFJ銀行が入居予定。保存棟には、レストラン、バンケット、ホテル等の運営企画を国内外問わず手がけている(株)Plan・Do・Seeが入居する予定。

 今後は、2016年6月に保存棟の改修工事に着工予定。竣工は新築工事・改修工事ともに18年2月末を予定。


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