住友林業(株)はこのほど、トヨタ自動車(株)が企画・製作する木を用いたコンセプトカー「SETSUNA」の外板を共同開発したと発表。
トヨタは、年月を重ねることで味わいや深みが増し唯一無二の存在になること、手入れによって世代を超えて使い続けることができることなどから、素材として「木」を選択。今回の共同開発に至った。
住友林業は、ボディの外板を担当。木部の設計、加工、組み立て提案のほか、フレームや各種パネルなどの樹種の選択、木構造の知識共有などを行なった。
木材は国産材にこだわり、外板の材料には、高知県にある住友林業社有林の杉を使用している。