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シェア型複合ホテル第2弾、金沢で今夏オープン/リビタ

「Halema 金沢」外観イメージ
ドミトリータイプの客室イメージ

 (株)リビタはこのほど、遊休不動産を改装してホテル化する事業 「THE SHARE HOTELS」の第2弾にあたる「Halema 金沢」(石川県金沢市、全29室、172人)の概要を発表。7日よりウェブサイトを公開した。

 延床面積2,803.15平方メートル。1972年築、鉄筋コンクリート造地上8階建てのオフィスビルを改装する。JR「金沢」駅徒歩18分に立地する。
 個室やドミトリータイプの客室のほか、レストラン、バー、シェアスペースなどを設ける予定。宿泊のほか、会食やカジュアルなウェディングでの利用、アートイベントの開催などを想定している。
 
 デザインでは(有)スキーマ建築計画(東京都港区)代表取締役の長坂常氏やオランダの「LLOY D HOTEL」らとのコラボレーションを実現。金沢のものづくり職人や若い世代との共創で、客室2室の空間をつくっていく予定。

 なお、同じく金沢市で建設中の同事業第1弾「HATCHi(ハッチ)金沢」は、18日に開業予定。「HATCHi 金沢」が「北陸ツーリズムの発地」をコンセプトに、北陸のローカルな視点から、地域に新たな価値を創出していく一方で、「Halema 金沢」では、「金沢にこれからのハレの場を」コンセプトに、グローバルな視点から、世界と地域をつなげ、地域に新たな価値を創出していく施設となることを目指す(「HATCHi 金沢」詳細は、1月29日付のニュース参照)。両ホテルで相乗効果を生み出し、北陸地域の新たな交流拠点形成につなげていく方針。


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