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2物件でDBJ Green Building認証を取得/ADR

「パークタワー芝浦ベイワード アーバンウイング」

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は8日、保有する2物件でDBJ Green Buildingの認証を取得したと発表した。

 DBJ Green Building認証制度とは、(株)日本政策投資銀行がビルの環境性能や防犯、防災などの社会的要請に配慮した不動産の普及促進を目的に実施している制度で、時代の要請に応える優れた不動産に対して認証を付与している。

 今回取得したのは、「レジディア西麻布」(東京都港区、賃貸可能戸数125戸)、「パークタワー芝浦ベイワード アーバンウイング」(東京都港区、同191戸)の2件の居住用賃貸物件。
 「レジディア西麻布」が「非常に優れた『環境・社会への配慮』がなされたビル」、「パークタワー芝浦ベイワード アーバンウイング」が「極めて優れた『環境・社会への配慮』がなされたビル」として評価を受けた。

 物件共用部には災害時の避難場所に関する掲示がなされ、無償の防災関連商品の配布など、防災に関する取り組みが積極的になされている点や、アンケート実施などを通して住人とのコミュニケーションを積極的に行なっている点などが評価された。
 最高位ランクを取得した「パークタワー芝浦ベイワード アーバンウイング」については、共用部全体にLED照明を採用、節水仕様の便器を採用するなど、環境配慮に優れた設備を導入している点も評価につながった。

 今回の取得により同投資法人が保有するDBJ Green Building認証取得物件は5物件となり、レジデンス版認証を取得しているJREITの中で最多となった。


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