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賃貸住宅3・4階建て商品が順調に推移、売上高1兆8,588億円/積水ハウス16年1月期決算

 積水ハウス(株)は10日、2016年1月期決算を発表した。

 当期(15年2月1日~16年1月31日)は、連結売上高1兆8,588億7,900万円(前期比2.8%減)、営業利益1,496億4,500万円(同2.1%増)、経常利益1,605億8,900万円(同2.7%増)、当期純利益843億200万円(同6.6%減)。

 戸建住宅事業では、前期受注が低調だった影響を受け、売上高3,937億8,600万円(同7.8%減)、営業利益472億800万円(同3.4%減)となった。受注高は3,875億3,300万円(同0.3%減)、受注残高は2,097億2,200万円(同2.9%減)と、ともに前期を下回った。

 賃貸住宅事業については、引き続き都市部での需要増加や相続税対策への関心が高い傾向にあり、3・4階建て商品が順調に推移。売上高4,006億100万円(同0.5%増)、営業利益519億1,800万円(同13.3%増)となった。受注高は4,345億7,400万円(同6.4%増)、受注残高は3,569億9,100万円(同10.5%増)。

 なお次期については、売上高1兆9,850億円、営業利益1,700億円、経常利益1,770億円、当期純利益1,110億円を見込む。


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