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首都圏新築小規模戸建て、平均価格は横ばい/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは10日、2016年2月の主要都市圏・主要都市別の新築小規模一戸建て住宅平均価格動向をまとめた。調査対象は、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内、木造で、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の新築小規模一戸建ての平均価格は3,924万円(前月比変化なし)となった。土地面積が100~300平方メートルの新築一戸建て住宅の平均価格3,378万円より、16.2%高額となっている。
 都県別では、東京都の平均価格は4,901万円(同1.9%上昇)と上昇に転じた。神奈川県も3,773万円(同0.2%上昇)と上昇。千葉県は3,244万円(同0.2%下落)、埼玉県は3,197万円(同2.1%下落)だった。

 近畿圏の平均価格は2,944万円(同1.2%下落)と2ヵ月連続で下落。大阪府は2,892万円(同2.9%減少)、兵庫県は3,197万円(同3.7%上昇)、京都府は3,081万円(同1.9%上昇)と、大阪府のみ下落した。

 中部圏は3,097万円(同2.7%下落)となり、愛知県は3,229万円(同2.2%下落)と4ヵ月ぶりの下落となった。

 主要都市別では、東京23区が5,471万円(同1.4%上昇)と反転上昇。東京都下は4,006万円(同1.6%上昇)と6ヵ月連続で上昇。横浜市は3,866万円(同0.7%上昇)、大阪市は3,273万円(同1.7%下落)、京都市は3,205万円(同0.3%上昇)、名古屋市は3,539万円(同0.5%上昇)となった。


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