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首都圏の新築一戸建て価格、1年前とほとんど変わらず/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは10日、2016年2月の主要都市圏・主要都市別の新築一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の新築戸建ての平均価格は3,378円(前月比0.6%下落)となった。前年同月比では0.8%上昇となり、この1年間でほとんど変化がないことがわかった。
 東京都は4,365万円(同2.4%下落)と反転下落。神奈川県は3,678万円(同1.3%下落)、千葉県は2,762万円 (同2.1%下落)と下落したが、埼玉県は3,023万円(同0.8%上昇)と上昇した。

 近畿圏の平均価格は2,975万円(同1.1%下落)と反転下落。地域別では、大阪府が3,172万円(同0.7%下落)、兵庫県 が3,001万円(同1.3%下落)と再び下落傾向に。京都府は3,196万円(同1.7%下落)と、5ヵ月連続で下落した。

 中部圏の平均価格は、2,938万円(同1.4%上昇)と反転上昇した。


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