日本ロジスティクスファンド投資法人（JLF）は14日、2016年1月期決算を発表した。
当期（15年8月1日～16年1月31日）の営業収益は75億5,400万円（前期比6.8％増）、営業利益は39億9,100万円（同10.8％増）、経常利益は35億4,900万円（同10.6％増）、当期純利益は35億4,800万円（同10.6％増）、1口当たりの分配金は4,033円（同167円増）となった。
競争入札ではなく、相対取引を通じて立地や建物仕様等、個別の不動産の特性に応じた適正な価格での物件取得を推進。「千葉北物流センター」、「千葉北物流センターII」、「浦安千鳥物流センターIII」、「座間物流センター」の4物件（取得価格合計88億4,800万円）を取得し、当期末時点のポートフォリオは合計42物件・取得価格総額2,126億300万円、総資産額は2,094億5,900万円となった。
また、物件取得に伴い、2年ぶりとなる公募増資を実施。3月には中期経営計画「stable＋Glowth」を発表したが、同計画の目標である1口当たり分配金4,000円を半年前倒しで達成することができた。
次期は営業収益75億9,200万円、営業利益39億2,200万円、経常利益35億4,700万円、当期純利益は35億4,600万円、1口当たり分配金は4,030円を見込んでいる。