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シニア事業を再編。認知症専門の介護サービス事業も展開/長谷工グループ

 長谷工グループは、グループのシニア事業を再編する。4月1日、同事業を管轄する(株)生活科学ホールディングスから(株)長谷工シニアホールディングスと商号変更。新たな子会社も加える。

 長谷工シニアホールディングスは、持ち株会社として同グループのシニア事業の全体コントロールと企画管理等を行なう。傘下には、有料老人ホームの経営およびコンサルタント事業、介護保険事業などを展開する(株)センチュリーライフ、有料老人ホームや高齢者向け住宅、多世代型住宅の企画および運営、介護保険事業などを展開する(株)生活科学運営が入る。

 また、4月中旬から認知症専門の地域密着型介護サービスを展開する「(株)ふるさと」を子会社に加える。持ち株会社のもと、一体的な経営行なうことで、シニア事業全体でより強固な経営体制を構築する。

 同グループは、マンションの老朽化と居住者の高齢化という「2つの老い」への対応として、自立から看取りまでをサポートするエリアを順次拡大していく方針。


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