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愛知・名古屋の建物の追加取得と京都のオフィスビル譲渡を決定/JRE

「錦パークビル」外観

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は23日、「錦パークビル」(名古屋市中区)の追加取得と「京都四条河原町ビル」(京都市下京区)の譲渡を決定した。

 「錦パークビル」は、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造陸屋根地上22階地下4階建ての事務所・店舗・居宅からなるビル。最寄り駅から徒歩1分のオフィス集積エリアに位置しているなど立地の優位性などから取得を決定した。追加取得するのは建物の区分所有権3.1047%。取得予定価格は1億7,500万円。これにより建物の68.63831%を保有することとなる。取得予定日は4月1日。取得予定日時点での入居率は99.4%。

 「京都四条河原町ビル」は、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地上9階地下1階建て。同投資法人のポートフォリオの平均築年数を上回るビルであり、比較的小規模な物件であることから、物件の特性、ポートフォリオの収益性、不動産市況の動向等を総合的に勘案した結果譲渡を決定した。テナントの入居率は3月23日時点で93.7%。譲渡日は3月31日。譲渡価格は25億1,600万円。譲渡予定価格と想定帳簿価格の差額は2,900万円。

 これにより同投資法人のポートフォリオは68物件、取得価格ベースで約9,236億2,328万円となる。


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