新日鉄興和不動産(株)は、推進している「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)の施設名称を、「赤坂インターシティ AIR(エア)」に決定した。
「インターシティ」は“都市を結ぶ”に由来する、同社大規模複合型オフィスビルのフラッグシップブランド。「赤坂インターシティ AIR」は「インターシティ」シリーズ5番目のプロジェクトとなる。
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅地下通路直結。鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造地上38階地下3階建て。敷地面積1万6,088.32平方メートル、延床面積17万8,328.01平方メートル。
同施設では、緑化率50%以上に当たる5,000平方メートル超の大規模な緑地を設け、併せて虎ノ門方面へと続く約850mの「赤坂虎ノ門緑道計画」の西側の起点になる、約200mの街路樹空間も整備する。
施設内にはテナントの多様なニーズに応えられるよう、専門スタッフが常駐するコンファレンス施設や、英語対応可能なクリニック・託児施設等も設置する。
また、制震工法を採用し、専有部を含め最大200時間供給可能なデュアルフューエル型非常用発電機を設置するなど、テナントのBCP対応にも配慮した。
24日には、これらの点が評価され、開発計画をもとに環境性能やテナント利便性、予定している取り組みなどを評価する、「DBJ Green Building 認証・プラン認証」((株)日本政策投資銀行)も取得した。
竣工は2017年8月を予定。