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子会社設立で中高価格帯に参入、顧客層拡大を図る/タマホーム

販売予定商品外観イメージ

 タマホーム(株)は1日、新規事業として中高級価格帯住宅を手掛ける100%子会社(株)日本の森と家(東京都港区、代表取締役社長:玉木克弥氏、資本金2億円)を設立した。

 顧客層拡大を狙い、既存ラインよりも高い質感・デザイン性・環境性能、国産の地域材利用などを重視した商品を展開する。販売価格帯は3,000万~4,000万円を予定。

 当初は、首都圏、東海、東北エリアに直営店を出店、環境の良い都市圏周辺部をターゲットとし、その後はフランチャイズ展開を行なっていく。2017年5月期に直営店で20棟の受注を見込み、翌期よりフランチャイズ展開。21年5月期に500棟の販売を目指していく。フランチャイズチェーン契約の詳細は後日発表予定。

 商品は今秋より、日本の伝統工法の一つである板倉工法を採用した2商品を販売する予定。通常の在来軸組工法より3~4倍多く木材を使い、かつ構造材から仕上げ材まですべての木材に国産材を使用する。


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