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窓の断熱性など、比較体感できるショールーム6月2日オープン/YKK AP

断熱効果の体感ルーム

 YKK AP(株)は6日、同社の「YKK APショールーム品川」跡地に「YKK AP 体感ショールーム」(東京都港区)をオープンした。

 東日本大震災以来、省エネ、CO2削減、健康への配慮などから、住宅の高断熱化・高性能化が求められる中、重要な役割を担うのは窓の性能や使い勝手であると考え、窓の価値をダイレクトに体感・訴求できる施設のオープンに至った。主なターゲットは住宅を設計・建築するプロユーザー、およびプロユーザーと同行するエンドユーザー。

 同社の企業紹介、企業展示ゾーンや商品展示ゾーン、最大50名収容可能なセミナールームのほか、施工研修スペースも併設。また、窓の性能体感ゾーンでは、窓の断熱性・遮音性・防露性・通風性、遮音性・防犯性などについて、実験装置と実物展示から「感じる」「見る」「学ぶ」ことができる。特に断熱効果については、外の外気温を想定した巨大な冷凍庫内に、20年以上前の一般的な断熱仕様の部屋から最新の高断熱仕様の部屋まで5つの部屋を設け、窓辺の寒さと結露、室温のムラ、部屋間の温度差などを比較体験することが可能。

 ショールームは、JR「品川」駅港南口より徒歩8分。展示面積1,424平方メートル。展示商品数約350点。営業時間は10~17時。休館日は水曜日。なお、4・5月はプレオープンの内覧期間とし、グランドオープンは6月2日の予定。年間1万人の動員を目指す。
 


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