新日鉄興和不動産(株)はこのほど、オフィスビル「(仮称)日鐵日本橋ビル建替計画」(東京都中央区)を着工した。
現在開発中の「赤坂インターシティAIR」(2017年8月竣工予定)、「品川インターシティ」などに続くフラッグシップビルとなる位置付けで、自社保有物件「日鐵日本橋ビル」(14年7月解体済み)の跡地に建設する。東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅地下通路接続予定。敷地面積2,055.19平方メートル、延床面積約2万7,400平方メートル。地上18階地下3階建て。
建物外観は、石とガラスを組み合わせた縦基調のシンプルで落ち着きのあるデザインとした。オフィスは1フロア約300坪、天井高2,800mm、OA床100mmを確保し、レイアウト効率の高い整形無柱空間とする。
建物構造は、地震の揺れを低減する制震構造を採用。非常時には屋上に設置した発電機で、共用部や貸室内に72時間電源を供給することができる。
竣工は19年3月31日を予定。