(一社)大阪府宅地建物取引業協会が建て替えを進めてきた「大阪府宅建会館(旧大阪府不動産会館)」(大阪市中央区)が3月末に竣工。記念祝賀会が11日、「ヒルトン大阪」(大阪市北区)で開かれた。
同会には、大阪府副知事の竹内広行氏や(公社)全国宅地建物取引業協会会長の伊藤 博氏ら来賓をはじめ、約500人が出席した。
主催者を代表して挨拶に立った同会会長の阪井一仁氏は、「多くの方のご協力を得て、無事に竣工し、今日の日を迎えることができた。来年、当協会は設立60周年を迎える。今回完成した会館が、大阪の不動産業界を支える“基幹”となり、消費者・地域社会に情報・ノウハウを提供する場として機能させていきたい」と語った。
新会館は、大阪市営地下鉄谷町線・京阪線「天満橋」駅徒歩8分に立地。敷地面積約416平方メートル。建物は、SRC造、地上7階地下1階建て、延床面積約2,400平方メートル。会長室、役員会議室のほか、パーテーションを取り払うことでセミナー等も開催できる大会議室を備える。同会のほか、(公社)全国宅地建物取引業保証協会大阪本部、大阪府宅建政治連盟など、同会の関係団体や法人8者が入居する。
なお大阪宅協は、仮事務所から新会館への移転を15~17日にかけ実施。18日より業務を開始する予定。会館住所は、大阪市中央区船越町2丁目2番1号。電話番号・FAXの変更はなし。