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収益・利益とも増収増益。過去最高を更新/イオンモール16年2月期決算

 イオンモール(株)は13日、2016年2月期決算を発表した。

 当期(15年3月1日~16年2月29日)の連結営業収益は2,297億5,400万円(前期比12.7%増)、営業利益438億7,000万円(同4.8%増)、経常利益424億1,200万円(同3.0%増)、当期純利益246億3,900万円(同0.5%増)で過去最高を達成した。

 国内事業では、地域特性に対応したコンセプトモールの開発を推進し、「イオンモール常滑」(愛知県常滑市)など5モールをオープン。既存モールにおいては、社会行事対応型の販促企画やモール独自のイベント開催等により集客力向上に注力した。また12モールにおいてテナント入れ替えや、増床によるリニューアルを実施。その結果、営業収益2,140億600万円(同108.8%増)、営業利益493億2,200万円(同106.4%増)を計上した。

 海外事業では、中国・アセアン地域において好調に推移している既存モールのさらなる集客力向上に取り組むと共に、新たに中国で6モール、インドネシアで1モール、べトナムで1モールをオープン。営業収益115億600万円(同189.7%増)、営業損失44億4,800万円(前年同期:営業損失35億2,900万円)。

 次期は、連結営業収益2,800億円、営業利益465億円、経常利益450億円、当期純利益270億円と、最高成績更新を見込む。


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