（株）帝国データバンクは13日、「新任女性社長企業の実態調査」結果を公表した。2016年2月時点の企業概要ファイルから、15年以降に新しく女性社長が就任した企業を対象に、社長の年代、業種、資本金規模、都道府県、社長交代企業の就任経緯等を分析した。
15年以降に女性社長が就任した企業は5,740社。そのうち、社長交代による就任は5,254社、新設による就任は486社であった。女性社長の年齢が判明してる企業について平均年齢を見ると、社長交代企業が55.6歳、新設企業が45.6歳。女性社長の年代別構成比は社長交代企業は「50歳代」が29.9％とで最多、新設企業は「30歳代」が31.7％で最多であった。
新任女性社長企業を業種別にみると、全体ではサービス業がトップで1,203社、続いて建設業で1,169社。不動産業は840社であった。社長交代企業でみると、建設業がトップで1,098社、続いてサービス業の1,010社、不動産業は781社に。
一方、新設企業ではサービス業193社でトップ、続いて小売業の76社、建設業の71社、不動産業は59社という結果になった。