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千葉・津田沼の大規模マンションで防災訓練/三菱地所ほか

防災倉庫に備蓄されている仮設トイレの組み立て訓練を実施。着座体験も併せて行なわれた
なかなか経験の機会がない、バルコニー戸境に設置されているパーテーションを蹴破る訓練も

 (株)三菱地所が分譲した「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜」(千葉県習志野市、総戸数721戸)で17日、防災訓練が行なわれた。

 2013年6月に全体竣工を迎え、今回が2度目の防災訓練。前回は管理会社である三菱地所コミュニティ(株)が主導で企画したが、今回は管理組合主導でプログラムを構成した。

 まず安否確認訓練開始の館内放送と共に、入居者が安否確認マグネットを玄関ドアの外に表示。各ブロックの担当がマグネットを貼り出した戸数をカウントした。
 続いて、中央の芝生広場に集合。ブロックごとに自己紹介などを行ない、お互いの関係性を高めた。
 続いてはしご車を使用したデモンストレーションや、災害時に使うこととなる防災倉庫のトイレ組み立て訓練、バルコニーに設置されている戸境パーテーションの蹴破り体験、子供向けの防災アニメ上映など、さまざまなプログラムを行なった。

 当日は時折雨が交じり、風も強い1日だったが、300名を超える人たちが参加。一部スケジュールやプログラムを変更しながら実施した。


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