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「2級空き家管理士資格試験」を創設/空き家管理士協会

 (一社)空き家管理士協会(東京都港区、代表理事:山下裕二氏)は19日、「2級空き家管理士資格試験」を開設。認定事業を開始すると発表した。

 同協会では2015年より“空き家”の管理を適正に行なうことができる人材の育成を目的とした「空き家管理士」の認定事業を開始している。
 同年5月に完全施行された「空き家等対策特別措置法」により空き家管理の必要性がクローズアップされ始め、また、空き家管理士の資格に対するニーズも急激に増加したことから、今回「2級空き家管理士資格」を創設した。
 2級資格では、主に入院や施設への入所中の顧客の留守宅を管理する介護事業所やリタイア後に空き家管理を通じて地元貢献を考える、未経験者向けの内容としている。

 2級試験では、従来の学科試験の中から、相談業務と連携業務、それらに新たに巡回業務を追加した内容を学び、それらの知識に関する試験を実施する。また、学科試験に合格した人は小論文試験を受験。合格者は動画による研修の修了後、顔写真入りの登録証の発行と協会への入会後、2級空き家管理士として活動できるようになる。

 受験募集はホームページ上で随時行なっていく。


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