国土交通省は27日、2016年度「地域型住宅グリーン化事業」のグループ募集を開始した。
同事業は、地域における木造住宅の生産体制の強化や、環境負荷の低減等を図るため、流通事業者、建築士事務所、中小工務店が連携して取り組む省エネルギー性能や耐久性能等に優れた木造住宅・建築物の整備や、これと併せて行なう三世代同居への対応等に対して補助するもの。
補助対象となる木造住宅・建築物の種類と補助金の上限額は、(1)長寿命型(長期優良住宅:木造、新築):1戸当たり100万円、(2)高度省エネ型(認定低炭素住宅:木造、新築):1戸当たり100万円、(3)高度省エネ型(性能向上計画認定住宅:木造、新築):1戸当たり100万円、(4)高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅:木造、新築および改修):1戸当たり165万円、(5)優良建築物型(認定低炭素建築物等一定の良質な建築物:木造、新築):1平方メートル当たり1万円。
受付期間は、4月27日(水)~6月3日(金)必着。ただし、「平成28年熊本地震」の被災地に所在する場合は、締切後も申請を受け付ける。採択は6月下旬の予定。ゼロ・エネルギー住宅の補助対象戸数については、7月中旬に別途通知する。
詳細は、地域型住宅グリーン化事業評価事務局まで。