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不動産事業、賃貸好調も増収減益/京王電鉄16年3月期決算

 京王電鉄(株)は4月28日、2016年3月期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~16年3月31日)は、連結営業収益4,162億5,400万円(前年比2.0%増)、営業利益377億5,800万円(同11.6%増)、経常利益350億6,600万円(同11.7%増)、当期純利益194億6,800万円(同12.9%増)だった。

 不動産事業は、不動産賃貸事業の賃貸資産を拡充。複合施設「メルクマール京王笹塚」など新規稼働物件が寄与したが、不動産販売業では減収となった。事業全体では、営業収益は378億8,800万円(同2.0%増)、営業収益は不動産賃貸業で費用が増加したことなどから86億3,300万円(同10.2%減)にとどまった。

 なお次期は、連結営業収益4,269億円、営業利益379億円、経常利益352億円、当期純利益198億円を見込む。


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