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松坂屋銀座店跡地の再開発ビルが上棟、竣工は17年1月

建築する複合ビルの完成イメージ

 森ビル(株)などが参画する「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」(東京都中央区)が11日に上棟した。

 同事業は、東京・銀座の松坂屋銀座店跡地を含む約1.4haを一体整備するプロジェクト。“東京を代表する国際的な商業・業務・観光拠点”を目指し、床面積約4万6,000平方メートルの商業施設や、1フロアの貸室面積約6,100平方メートルという都内最大級の大規模オフィス、文化・交流施設で構成する複合施設「観世能楽堂」を計画している。

 施設の敷地面積は約9,080平方メートル。鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造の地上13階地下6階建てで、延床面積約14万7,900平方メートル。公共施設として、観光バス等の乗降スペースや屋上庭園の整備も行なう。

 竣工は2017年1月末を予定。オフィスは同年2月1日に引き渡し、観世能楽堂は同年4月の開業を予定。


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